次のTwitter、あるいはMixi 2.0
YouTrustっていう日本版LinkedInみたいなサービスがあるというので、先日登録してみました。まあ日本版LinkedInみたいなサービスで、一通りの機能がちゃんと備わってるなという感じです。
LinkedIn自体ちゃんと日本語化されてて、特に不便はないと思うのだけど、日本では外資系コミュニティとして成立してしまっているので、そこと切り離す需要はあるのだろうなと思った。
一方で、Wantedlyといい、みんなそんなスタートアップ(?)で働きたいのだろうかという感じはするのだが。
YouTrustを眺めて気付いたのは、あしあと機能があるということです。これはLinkedInにもある機能で、誰が自分のプロフィールを見たか教えてくれる。あの有名企業のリクルーターがあなたを見てます、みたいな自尊心をくすぐってくれるわけですね。会員登録で終わりにさせないためには、ウェブサービスには毎日戻って来させる機能が必要で、それがメッセージであり、通知であり、あしあとであるわけ。
LinkedInでは有料機能なのだが、YouTrustは採用する側で収益を確保する仕組みのようで、採用される側はタダであしあとを見られる。
あしあと……無料……SNS……ウッ。
……つまり、これはMixiなのでは? Mixi 2.0なのでは?
Twitterがアレな感じになってしまい、次のSNSはどこだという議論もある中、あらためてMixiに注目が集まったり集まらなかったりしているが、実際いまのMixiを見てみると、長いあいだ放置されている感じは否めない。
久々にログインしてみると、新規メッセージが届いてますと通知されて、オークリーのサングラスさんだったりする(懐しい)。これは何年の5月や6月なんだ(2018年でした)。
Mixiには今もコアな利用者がいて、彼らはデザインやUIの一新を求めていないだろうから、このままでいいのだと思うが、新規の利用者が入りやすい雰囲気ではない。
そう考えるとYouTrustは今風にシュッとしてていい感じなのでは? もちろん、こちらは実名推奨のキャリアSNSなのだが、Mixiだって実名推奨といいつつ誰も守らなかったわけで。コミュニティ機能もあるし、見れば見るほどそれっぽい。あとハッシュタグがあれば、そのままTwitterになりそう。どうでしょう。誰も喜ばなさそうだが。
ちなみにこれは12年前の予言です。