橋を作る仕事
パソコンゲーマーならお馴染みのお祭、Steamセールが開催中である。Steamというのは、パソコンゲーム販売サービス業界のイオンみたいなものだと思ってください。
色々あって無数の積みゲーを持つ私は、昔のように見境いなくゲームを買うことはやめたが、今回も数本だけ買った。そのうちの一つが”Poly Bridge 2”という橋を作るゲームである。
百聞はgifにしかず、こんな感じである。
完成品を見ると、これくらい簡単だろと思うかもしれないが、現実このゲームの橋はちょっとしたことですぐ崩れるので、細かな調整を何度も繰り返している。この橋は簡単にできたな、と思って時計を見ると小一時間たってたりする。
動く橋もたくさん作る。
要は向こう側へ行けばいいのである。橋の概念が試される。
車によって行き先(旗)が違ったりするので、このようにエレガントな解法が求められることもある。
そういうわけでここ数日、ああでもないこうでもないと橋の調整をしている。仕事より仕事っぽい。
以前、”Factrio”という仕事以上に仕事らしい工場設計ゲームのレビューを書いたことがあるが、”Poly Bridge 2”も同じ仕事ゲーの一種と言えるだろう。
私は不惑を過ぎても自分が社会の仕事に向いているか分かっていないのだが、こういう仕事ゲーは楽しく遊んでしまう。これまでに見せた作品もシンメトリーを生かした几帳面なものばかりなのが読み取れるだろう。
才能と努力のおかげで、たまにこういう見事な成果が生まれることもある。
もっとも、ゲームはまだ序盤の序盤である。名前から分かるとおり、”Poly Bridge 2”には、ほとんど中身の変わらない前作”Poly Bridge”もあって、そちらもだいぶ楽しんだのだが、途中からめちゃくちゃ難しくなって、仕事を投げ出してしまったのだ。今回はもうちょっと頑張ろうと思っています。