しかし暑いね
これほど暑いと東京で生活をすること自体が正しいのかという話になる。7月と8月の日中はもやは外に出られる環境ではない。6月は雨だし、9月は残暑で、4月と5月は花粉である。私は多少寒くても平気なので後は大丈夫だが、それでも年の半分はすでに消えている。
私は社会人としてはだいぶふざけた格好で生活しているし、オフィスに出社しないことも多いけれど、それでもたまに外に出ることがあると暑くて嫌になる。スーツ姿のサラリーマンはみんなジャケットを片手に持っている。それでオフィスは冷房が強くなる。スーツなど着ている場合かしら。コロナ禍うんぬん以前にフルリモートワークが標準になるべきではないか。東京への一極集中も避けられる。
各企業がなかなか個別には東京から離れられないというなら、国としてどこか涼しいところへ遷都すべきだろう。とはいえ単純に北へ向かっても、北関東や福島は盆地が多くて暑い。財務省は熊谷あたりで良いかもしれないが、私は夏涼しくて冬は豪雪でないところが良い。案外、沖縄が一番いいのかもしれないと思ったけれど、いまは台風で大変そうである。
これからも東京にみんな残って生きるなら、早々に日中の生活は諦めることになるのではないか。深夜にこそ電車を動かして、昼間は止める。仕事や学校は夜中に始めて明け方に終わる。昼はもちろん寝る時間である。日中に高校野球など(他のスポーツも)やっている場合ではない。
しかし将来、私達の時代は「これだけ暑いのに普通に我慢していたころ」として見られるのか、「まだまだ酷暑とは言えないレベルだったころ」として見られるのか。地方の名産品とかも変わってきそうである。
そういうわけで私が自己啓発本のライターだったら「なぜ夜型人間は最強なのか」みたいな本を書きはじめる。現実の私は老いのせいか、少しづず確実に早寝早起きになってきている。
全然関係ないけど、この曲が収録されているアルバムが「しかしあれだな」というタイトルで、すごくいいですね。