ちょうど良い長さ
去年ほとんど映画を見なかったので、今年は少なくとも週に一本の映画を見ようと思い、見逃していた話題作を順番に見ていったのだが、どうも続かなかった。映画館なら集中できるのかもしれないが、自宅で二時間以上じっとするのは、もはや不可能に近い。
かわりというわけではないが、何人かにお薦めされていたアニメの「アーケイン」のシーズン1を観たら面白かった。原作のゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」については、Fakerという有名プロゲーマーがいること以外ほとんど何も知らないが、話としてはディストピアものである。
だいたい1話40分で、日本の一般的なアニメに比べると倍近く長い。あまりに短すぎるとそれはそれで盛り上がらないし、長すぎると集中力が続かない。私の場合は、これくらいがちょうど良い長さのようである。
この一週間は「アーケイン」を毎日一話観て、途中まで読んで新作も買い続けていたが例によって話の筋を忘れたので先を読むのをやめていた、しかしとても面白い架空戦記マンガ「GROUNDLESS」を最初から最新の12巻まで毎日1-2冊ずつ読んでいた。私は軍事オタクではまったくないのだが、こういう顔の見える戦記ものが好物である。「ファミコンウォーズ」より「ファイアーエムブレム」派というか。
「アーケイン」も「GROUNDLESS」も戦争・内戦を舞台としているせいか、登場人物はみんな少しづつおかしくなっていく。そういうおかしさに共感を見出すのが今っぽいのかもしれない。
そういうわけで、今週は「アーケイン」のシーズン2を見ます。